はじめに
『無職転生』アニメ21話でオルステッドの隣」に立っていた仮面の少女”ナナホシ”とは誰なのでしょうか?
実は転移事件と大きな関わりがあります。
アニメではほとんど情報がないナナホシの目的やルーデウスを助けた理由・転移事件との関わりなど解説します。
<この記事で分かること>
- ナナホシの正体
- ナナホシと転移事件の関係
- ナナホシとルーデウスの再会
- ナナホシがルーデウスを助けた理由
- ナナホシの目的
- ナナホシのその後
ナナホシの正体

ナナホシの正体は、ルーデウスが転生前にトラックから助けた女子高生です。
本名は七星静香(ななほし しずか)
ただルーデウスとは違い、転生ではなく召喚された存在です。
そのためか召喚後の世界では、ナナホシは歳をとりません。
また魔力もなく、魔法も使うことはできません。
ですので、強さとしてはほとんど女子高生と変わりません。
転移事件の原因
ナナホシ召喚が転移事件の原因として作中で語られています。
人ひとりを別世界から移動させるのは膨大な魔力が動くため、転移事件(魔力災害)が起きてしまいました。
ただ、ナナホシが望んで召喚されたわけではありませんので、ナナホシが悪いわけではありません。
またナナホシを召喚した人物たちも転移事件が起こることなど想定していませんでした。
転移事件の真相
ルーデウスたちがいた時代より少し先の未来で、”再生の神子”がいました。
その神子は絶対に殺される運命にありましたが、オルステッドのループの影響で何度も人生をやり直ししています。
しかも記憶は持ち越すため、殺される記憶が蓄積し、絶望します。
ある周回の最後で自分を助ける存在を望み、神子の力が発動。
次回の周回で篠原秋人が召喚されます。
神子は 篠原秋人 との生活に希望を見出しますが、最終的には篠原秋人も自身も殺されてしまいます。
死亡する直前に強く篠原秋人と共に生きたいと願い、神子の力が最大限に発動。
篠原秋人を死なせないように過去を変える役目として、ナナホシが過去に召喚されました。
その際に起きたのが転移事件です。
ちなみにルーデウスは転生したのは偶然です。
ただルーデウスが転生したことにより世界の運命が大きく変わり、ナナホシが召喚できる状況が整ったのも事実です。
ルーデウスとの再会
ルーデウスと再会するのは”魔法大学ラノア編”でのことです。
順調にアニメ化が進めば2期で再登場となります。
2期については下記で考察してますので参考にしてください。

ナナホシは魔法大学では”サイレントセブンスター”という名前で在席しています。
七星=セブンスター
静香(しずか)=サイレントだからですね。
ルーデウスをなぜ助けたのか
アニメ21話でオルステッドに殺されかけたルーデウスを助けるようにオルステッドに言ったのはナナホシです。
ナナホシは何故ルーデウスを助けるように言ったかというと、ルーデウスが自分と同じ異世界人ではと疑っていたからです。
そして、もしかしたら召喚される前に一緒にいた男子高校生”篠原秋人”か”黒木誠司”ではないかと期待していました。
そのためルーデウスを助けましたが、魔法大学で再会した際に、ルーデウスに否定されました。
ナナホシの目的
ナナホシの目的は元の世界に帰ることです。
そのため魔法大学にて元の世界に帰る方法を研究中です。
ルーデウスには魔法大学で再会した際に一緒に元の世界に帰るように提案しますが、
ルーデウスとしては元の世界に戻ったとしてもいいことはないので、転生後の世界を選びます。
しかし元の世界に帰るための研究には膨大な魔力を使うため、
膨大な魔力の持ち主のルーデウスには研究を手伝ってもうらうことになります。
ルーデウスとは同郷ということもあり、次第に心を開いていきますが
ルーデウスとナナホシが恋愛関係になることはありません。
ナナホシのその後
ナナホシは元いた世界に帰るため魔人殺しの大英雄の一人、”甲龍王ペルギウス”の元で魔法陣の研究をしていました。
ところがある日、ドライン病という病気にかかってしまいます。
ドライン病自体はソーカス草を体に取り入れたら治る病気ですが、また一定期間で再発してしまいます。
これはナナホシが魔力を持たないためです。
また、異世界転移魔法装置を完成させたが、自分がいた世界に戻ることができなかったため
「まだ自分はこの世界ですることがあるから帰れないのでは?」と仮説を立てます。
その仮説に沿って考えると自分が必要になるのはかなり先の話であり
ドライン病の影響もあるため、ペルギウス配下の”時間のスケアコート”の力を借り
長い眠りにつくことになります。
と言っても、”時間のスケアコート”の魔力が1か月に一度切れるため、1か月おきに目覚めています。
蛇足編として、ナナホシが目覚める日にルーデウスが日本食を作って持ってくる回が4話ほどあります。
この話が個人的に好きで、読んでいるとその食べ物が食べたくなる描写が多いです。
また少しずつ年老いていくルーデウスやザノバ、会ったころは小さかったがのに気が付けば自分より大きくなった
ルーデウスの子供たちがナナホシ視点で描かれているのも新鮮な気持ちになります。
その話は下記から無料で読めますのでよかったら読んでみてください。
最後に
ミステリアスでクールに見えるナナホシですが、物語が進むにつれて、
本来の女子高校生らしさが多く見られるようになり可愛いキャラです。
またメンタルが弱いところも年相応といった感じです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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