はじめに
アニメ『無職転生』20話で初登場したザノバ・シーローン。
彼はどういった人物なのでしょう。また怪力も持ち主と描写されていましたが、その力の秘密とは?
ルーデウスとの関係など今後の活躍についてまとめました。
ザノバってどんな人物?
ザノバ・シーロンはシーロン王国という国の第三王子にあたります。
重度の人形(フィギア)フェチであり、人間に対して興味がほとんどありません。
ただ興味がないだけで、社交性は持ち合わせており敬意を払うべき相手には王子らしい振る舞いを見せます。
アニメではおかしな行動が目につきましたが、頭が切れる一面もあり、奇行は謀殺を回避するためだと他人から評されることもあります。
力の秘密は?
ザノバは作中でも屈指の怪力の持ち主であり、耐久力も随一。
その秘密は『神子(みこ)』と呼ばれる限られた人間だからです。
『神子』は超人的な力を持って産まれた人間のことの総称で、世界に10人ほどしかいないと言われています。
そのため各国に軍事利用されることもしばしば。
ザノバのその『神子』の一人であり、『怪力の神子』の力を宿しています。
そのため異常な怪力と耐久を誇りますが、身体能力が高いわけではなく、体力もありません。
また魔法耐性も非常に弱く、火にも弱いので、総合力ではあまり強くありません。
それでも時間稼ぎとして戦うことは多く、魔王アトーフェや鬼神マルタなどの強敵を相手しています。
それで無事に生きているので『神子』の力がいかに凄いか分かりますね。
『首切り王子』とは?
アニメにてザノバを『首切り王子』と呼ぶ描写がありました。
この理由はザノバが幼い時に初めてできた弟 第4王子『ジュリアス』の首を引きちぎったことが原因です。
弟を可愛がろうと触れたザノバでしたが、まだ幼く『怪力の神子』の力を制御できていなかったため起きた惨劇です。
その出来事ともう一つ事件があり、ザノバは国から『首切り王子』と呼ばれ恐れられます。
またザノバも『ジュリアス』を殺したことを20年以上引きずっており、積極的に人と関わろうとしませんでした。
今後の活躍について
アニメ20話の最後のオチとして、ザノバが留学処分になったと描写がありました。
この後、ザノバは”ラノア魔法大学“というところに留学になります。
実はこの”ラノア魔法大学”は2期が決定した際の舞台になる場所です。
なのでわざわざアニメ20話のラストにこの描写を入れたということは制作陣は2期も視野に入れていると思われます。
アニメ最終回でも描写ありましたね。
2期についての考察は下記でしていますので、参考にしてみてください。
2期が始まればザノバの活躍がすぐ見れそうですね。
ただ2期の内容的に活躍と呼べる功績はあまりないので、カッコいいザノバが見れるのはもっと先の話ですね。
ルーデウスとの今後の関係
アニメで描写されていたように、ルーデウスの人形作りに感銘を受け、弟子入りします。
それからはルーデウスを『師匠』と慕います。
ラノア魔法大学に入学したルーデウスと再会しに行動します。
またラノアで知り合ったクリフという少年と合わせて3人で行動することが多くなります。
その後は物語終盤までクリフと同じくルーデウスを支える親友ポジションになります。
また、ルイジェルド人形の量産や、”ザリフの義手”や”魔導鎧“の開発などルーデウスのために多く貢献しています。
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最終的なザノバについて
ザノバは最終的にザノバ商会を立ち上げ、オルステッドの傘下にくだり、資金面でルーデウスを助けます。
またスペルド族の名誉回復を目指し、ルイジェルド人形を量産・販売も手伝っています。
結婚については描かれていませんが、候補としては2名挙げられます。
一人目はアニメでも登場したジンジャーです。
しかし、年齢的な問題やジンジャーはザノバの母にザノバを託された身なので個人的には無いと思っています。
二人目はジュリという鉱炭族の少女です。
ザノバは神子の力のせいで人形を作るなどの細かい作業が上手くできなかったため
自分の代わりに人形を作れる人を求め、奴隷として売られていたジュリを購入します。
その後はジュリの成長し、大人になっていますし、ザノバにも好意を抱いています。
またザノバも作中でジュリをとても気にかけていたので、一番可能性があるのはジュリとの結婚だと思います。
まあザノバの気にかけていたは恋愛対象としてではありませんし
未婚のまま終わったという可能性もありますが…。
最後に
ザノバは奇行が目立つ頭がおかしい人物には間違いありませんが、芯が通っており、カッコいい人物でもあります。
2期以降のザノバの活躍が楽しみです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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